プラント部
土を活かす
建設発生土を活かし自然を守る
建設発生土を主原料として改良土の製造を行っています。
例 道路用埋戻し材、建物の地盤材料等
出発点
建設発生土の水分量、粒度は様々なため、そのままの状態では道路用埋戻し材として利用することは難しいです。そのため、掘り起こされた建設発生土は埋立地に運ばれています。
道路の埋戻しは再生資源や天然資源を原料とした製品にて行われており、初代 山下辰己は建設発生土を埋戻し材として利用する「工事内循環」に取り組みました。
工事会社目線では、工事で出た土を工事で使用する。
生産者目線としては、受け入れた土を製品化し工事に戻す。さらに、数年後に掘り起こされても再度工事に戻す。
これは、拡大生産者責任(Extended Producer Responsibilities: EPR)に沿った方法です。EPRでは下記のことを求めております。
- 不要物にならない、なりにくい製品、不要物になっても再生利用が容易な製品を製造すること。
- 製造・流通・販売と逆ルートで不要物を戻す体制をつくり、不要物となった製品をできる限り回収すること。
弊社土質改良土プラントはこうした発想からスタートしました。
製造方法としては、水分量の高い土は日光で乾燥させ乾いた土と混合し、水分量を低下させます。様々な粒度の土は、粒度範囲ごとの基準を満たすよう石を細かく割り、必要な粒度を作り出し、それらを一定の割合で混合します。